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  Kenny

Author: Kenny
DOB: 8月6日
アイルランド生まれ、
イギリス育ちの純日本人。
2005年・夏
ロンドン大学を卒業

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大きなロンドンに住む、小さな日本
ロンドンと言う、様々な文化が共存する街で、実家と言う、一つの小さな日本にて暮らす。これは、そう言った環境で育った自分の、どことなく風変わりな価値観や考えを紹介して行く、作品集です。
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ロンドンバスが行く 第1章:乗車
(前回の「勝手知ったる、我が住居国:まずは」は、こちらよりどうぞ)

舞台はロンドン郊外の、とあるバス停。
冷たい秋風が吹き荒れる中、そこには一人の少年が立っていた。
両手をポケットに入れ、街灯に寄りかかり、
無人のバス停で、一人寂しくバスを待っている。

そこに来てから、どれだけの時間が経つのだろうか。


比較的、交通量の多い道なので、沢山の車が目の前を通り過ぎて、去って行く。
時間は夕方の5時過ぎ。太陽も沈み、通行人の表情を見分けるのも難しい。
そんな中、時間だけが無情に進む。

15分・・20分・・

やがて、遠くから大きな自動車のヘッドライトが見えて来た。
少年は思った。

「ああ、来た来た」

少年はホッとした表情で、道路わきに近づき、バスの番号を遠目で確認する。
306号・・どうやら、間違いなく、自分の待っていたバスらしい。
少年はポケットから財布を取り出し、バス代を用意すべく、財布の中を覗き込んだ。
そして、次の瞬間。



びゅーーーーーん。



バスは通っていった。



少年は思った。



「ああ、行った行った」

























って・・
























うぉーーーーい!!!俺は????


























おーい・・

























その孤独感。この世のものとは、思えない。
何が悲しいって、周りの目が明らかに笑っている。

「あーあ、こいつ今、置いていかれたぜ」
「終わってんなぁ、バス一つ乗車出来ないんだぜ」
「信じらんなぁい、この人マジださーいって感じ」




や、やめてくれぇ!!(心の叫び)




本気で泣きそうになりつつ、少年は再び街灯に寄りかかり、
何事もなかったかの様に、涼しい目で空を見上げる。
気温が更に落ちたせいか、通行人の白い息がはっきりと見える。

そんな中、更に20分が過ぎる。

やがて、遠くから、バスらしきものが見えてくる。
「今度こそは!」と心に誓い、少年は道路わきに再び近づく。
番号は・・306号。よし。このバスに乗れば帰れる。

今度は一切バスから目を離す事なく、少年はひたすら運転手を睨みつける。
すると、バスは「停まる」と言う合図なのか、ウィンカーが点滅し出し、減速をし始めた。

激しい緊張感から解放された少年は、ホッとため息をつき、
バス代を用意すべく、財布の中を覗き込んだ。
そして、次の瞬間。



びゅーーーーーん。



バスは急激に加速をし始め、通っていった。



少年は思った。



「ああ、行った行った」


























って・・
























うぉーーーい!!!ブルータス、お前もか!!!























もう嫌・・(涙)


























その後、諦めて通行人に訊いてみた所、イギリスではバスに乗る時は、
「私は乗ります」と言う意思表明をしなくては、ならないらしい。
最も代表的な方法としては、バスの前に身投げをする 腕をヒッチハイクをする時の様に
体の横に伸ばし、バスが停まるまで、ひたすら腕を伸ばしたまま、道路わきに立つ、だそうだ。

実際、その通りにやったら、次のバスは停まってくれた。

その夜、7時過ぎに無事帰宅。

母親が心配して、「ずいぶん遅かったわね?」と訪ねる。

「いやぁ、なかなかバスが来なくてさ。あははは」

そう言い残し、少年は部屋に直行。ドアを閉め、ひたすら泣く。
って言うか、体が冷え切ってしまって、震えが止まらない。

読者もロンドンバスに乗る時は、しっかりとバスを止める方法を覚えておくと良いだろう・・
健闘を祈る。では、また次回。

(「勝手知ったる、我が住居国:ロンドンバスが行く、第2章:支払い」は、こちらよりどうぞ)



本日のジャパングリッシュ:ポテトフライ

ハンバーガーショップでミール(セット)を買う時は、問題がありません。
勝手にポテトフライが付いてきます。

しかし、ポテトフライを単品で頼む時、

「One potato fry please」

と言っても、恐らく通じないでしょう。この場合は、

「One regular fries please」(もしくは、「regular chips please」)

と頼まなければいけない。
もちろんサイズによって、「Medium fries」や、「Large fries」になる事もある。

ちなみに、日本で言う「ポテトチップス」は、イギリスでは「Crisps」と呼びます。
チップスとは、英語ではポテトフライの事です。

十分、気をつけましょう。


Ranking1話に出てくる少年に、哀れみのクリックを!

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この記事に対するコメント

予断ですが。

このCrispsってすごく変に感じる。
僕が前いたニュージーランドではポテトフライもポテチもChipsだったよ。
【2006/03/30 10:05】 URL | すぐる [ 編集]


>すぐる様

お、コメントありがとうございます(^^)

付け足すとすれば、イギリス人はポテトチップスの事を「crisps」と言いますが、
アメリカでは確かに「chips」だと思います。
しかし、米国で英語を使っても、ばっちし通じますが、英国で米語を使うと軽蔑した目で見られるので、
十分気をつけましょう(笑)

これからも、よろしくです!
【2006/03/30 18:37】 URL | Kenny [ 編集]

Regular
v-219Regular ってアメリカンだよー。それにFriesも基本的にはアメリカン...
イギリスではMediumだよね!FriesもMacDonaldsのおかげでイギリスでも意味が通じるようになっただけなんじゃないかな?
まあ意味は通じるからいいんだけど...

Medium Burger and chips mate! と頼むのがイギリス風。w
【2006/03/30 19:57】 URL | American Tom [ 編集]


>American Tom様

どもども。書き込みありがとうございます!

なるほど、確かにRegularは米語ですね・・
しかし、意味は「Medium」ではなく、「Small」ですよ(笑)
マクドナルドで「Regular fries」を頼んだら、一番小さなサイズが出てきます。
もしかして、今まで騙されていました?(^^;

(ちなみに「Regular=Small」について、本を出しているアホもいる様です(笑)
詳細は http://www.amazon.co.uk/exec/obidos/ASIN/1840466766/203-3604012-3912704 より、どうぞ)

ではでは、これからもどんどん、遊びに来てくださいね。
アメリカ人の方の訪問は、珍しいだけに大歓迎です!
【2006/03/31 01:22】 URL | Kenny [ 編集]


おもしろいねブログ。
自分も経験あるなりそのバスが通りすぎていくの
無情に悲しいんだよねあれw

【2006/04/01 06:48】 URL | ヒロ [ 編集]


>ヒロ様

サイト訪問+コメント、どうもありがとうです。
うん。かなり無情に悲しい(笑)
異常に人の視線感じるし、すごく惨めな気持ちに(^^;

独り言でぶつぶつ「停まれよ・・」とかつっこんでる、自分も悲しいですね(笑)

それでは、これからもよろしくです!
【2006/04/03 09:45】 URL | Kenny [ 編集]


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