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プロフィール

  Kenny

Author: Kenny
DOB: 8月6日
アイルランド生まれ、
イギリス育ちの純日本人。
2005年・夏
ロンドン大学を卒業

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大きなロンドンに住む、小さな日本
ロンドンと言う、様々な文化が共存する街で、実家と言う、一つの小さな日本にて暮らす。これは、そう言った環境で育った自分の、どことなく風変わりな価値観や考えを紹介して行く、作品集です。
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イギリスでの戦い 第2章:ゴミ箱
(前回の「イギリスでの戦い、第1章:携帯電話」は、こちらよりどうぞ)

今朝、ハエの音で目が覚めた。

全く、ハエとはつくづく、下等で不快な生き物である。
何故、飛ぶ時にあんな音を出すのか。
少しは恥というものを知れよ!もうちょっと静かに飛べ!
って言うか、窓の隙間から入ってきたんなら、そこから出ろ!
路頭に迷って、あっちこっちを必死に飛び回るんじゃねー!

↑ハエに罵声を浴びせる、下等な人間

・・と思って見ていたら(←見ていないで追い出せよ)
急に音が弱まって、静かになった。
どこかに止まっているのかな、と思ってしばらく待っていたら、
全くハエの気配もなくなった。どうやら死んだらしい。

ふぅ、やっと寝れる、と思って目を閉じたら、玄関のドアが開く音が耳に飛び込む。
ああ!今度は清掃のおばちゃんかよ!

↑清掃のおばちゃんとハエを同じ扱いする、下等な人間


毎日、掃除のおばちゃんは各部屋を訪れては、ゴミ箱を空にして行く。
そして帰る。よって、部屋は全く、掃除してくれない(--;
掃除のおばちゃんなんだから、掃除しておくれよ・・
前の掃除のおばちゃんは、ちゃんと一週間に一度、掃除機をかけてくれたのになぁ。

とにかく、放って置くと勝手に入ってくるので、我々部屋の住民は、
毎朝(もしくは前の晩から)ゴミ箱を部屋の外に出しておかなくてはいけない。
これが又めんどうである。そして、良く忘れる。
しかし、忘れると次の朝、掃除のおばちゃんが何時であろうと、容赦なく部屋に突入して来る。
きっと、カップルで寝ていても、全く気にする事なく
ベッドサイドのゴミ箱を取りに接近して来るだろう。恐るべき、おばちゃん。

で、今日の話に戻るが、昨晩もゴミ箱を部屋の外に出すのを忘れて寝てしまった。
よって、掃除のおばちゃんが接近してくる足音を聞くなり、ベッドから飛び起きて、
急いでゴミ箱を手に取った。そして、ふと中を覗き込んだら

中でハエが死んでいた。

偉いぞ、ハエ!

部屋中、遺体を探して、
ティッシュペーパーで拾って、捨てる手間が省けたのである。
由緒正しきハエは死に場所を選ぶと言う。 ←本当かよ
こいつは、さぞ名の高いハエ侍だったのだろう。
敬意を表して、ティッシュペーパーを一枚、かぶせてやった。

そしてドアを開け、今にも部屋に突入して来そうだったおばちゃんを止め、
軽く挨拶をして、ゴミ箱を手渡しした。すると、英語をしゃべれない彼女は、
「Oh thank you」と必死の思いでなまった英語を発し、笑顔でゴミ箱の袋を変えてくれた。
そして、綺麗なゴミ箱を返してくれる時、やはり満面の笑顔で

「Not good!」

と言いながら手渡ししてくれて、立ち去った。



ん・・?





ノット・グッド?!






何が・・ですか??






彼女は何て言おうとしたのだろうか。ちょっと気になる私。
とにかく、満面の笑顔でダメ出しを食らった、私のゴミ箱。
ゴミ箱とは言え、少し屈辱だった事だろう。
気のせいか、我がゴミ箱は、その朝、少し落ち込んでいる様にも見えた。

さて、前置きが長くなったが、この辺で本題に入ろう。

イギリスと言う国には、色々な問題がある。
その内の一つがゴミ。道端に落ちているゴミが、果てしなく多い。
もちろん、この問題を抱えている国はイギリスだけではない。
香港やシンガポールでは余りにも大きな社会問題だったので、
今や道端でゴミのポイ捨てをすると、その場で逮捕される。
それは、ちょっとやりすぎなのでは・・

それ以外にも、ポイ捨てをすると罰金、と言う国も、最近は珍しくない。
しかも、罰金の金額が凄まじく高い。飲酒運転より高いのである。
それも、少々おかしな話だと思うが。

とにかく、イギリスでそんな制度を設けたら、イギリス人は皆、破産である。
特にタバコのポイ捨てを何とも思っていない人が多すぎる。
チリも積もれば、の原理で、タバコも沢山捨てれば、大変なゴミになる事を知らないのか。
ちなみに、正直に言うと、私も高校時代はゴミのポイ捨ての常習犯だった。
イギリスでゴミをちゃんと捨てる人は本当に少ない、と考えても良いだろう。

それは何故か。

イギリス人が面倒くさがり屋であり、マイペースだから、で済ますのは簡単だ。
しかし、それも絶対にあるとは言え、私は理由がそれだけではない気もする。
少なくとも、同等に近い原因は、きっと

ゴミを捨てたくても、捨てる場所がないから

ではないだろうか。とにかくゴミ箱が少ない!これも大きな問題だと思う。

もちろん、ある場所にはちゃんとある。
例えば、ロンドン中心部を歩いていたら、大抵はゴミ箱が沢山ある。
しかし、ない場所には、とことん、ない。ゴミ箱が全て、一ヶ所に固まっていたりする。

何故ゴミ箱がこれまでに少ないのか。
それは、イギリス特有のテロリストのせいでもある。

昔からイギリスと言う国は、色々な国のテロリストに狙われている。
良い例が、北アイルランド軍。俗に言う、IRAである。
彼らは、こった場所に爆弾を隠す程、頭が良くない(らしい)。
無防備な大きな橋を10年間爆破しようとしているのに、毎回失敗しているぐらいである。

(しかも失敗した理由が、橋の上を通っている道の
ど真ん中にて不審物が発見されたから、などである。
もう少し工夫して、爆弾を隠せよ!といつも悲しくなる)

そんな彼らにとってゴミ箱と言うのは、爆弾を仕込むには持ってこいの場所なのである。
隠しやすいし、何より入れやすいし、失敗する確立が低い
よって、何年か前にロンドンのゴミ箱の半分以上は取り除かれてしまった。

お陰で、最も不便なのがイギリスの駅。
駅は良くテロに狙われるので、全くゴミ箱を設置していない。
こんな駅、絶対に誰も狙わないだろう!と言った無人の駅でも、
ゴミ箱の陰も形もない。よって、ホームの上をいくら探しても、
ゴミを捨てる場所がないのである。
痺れを切らせて線路にポイ捨てをする人の気持ちが、わからないでもない。

街中もそうである。場所によっては、ゴミ箱が半径1キロ以内にない所も沢山ある。
そう言った時、さっき自分の鼻をかんだティッシュをどうすれば良いのか。
吸い終わったタバコをどこに捨てれば良いのか。道端以外にあるわけがない。
もちろん持ち帰るべきなのだが、捨てたくてもゴミ箱がないと、
別に道端に捨てても良いのであろう、と思うのも不思議ではない。

更に言うと、イギリス人はゴミに対する意識を、ほとんど持っていない。
大分10年前よりはマシになったが、それでもやはりリサイクルなんて概念は、
ほとんどのイギリス人が理解していないか、どうでも良いと思っている気がする。
空き缶を捨てる時にも、大抵は普通のゴミ箱に捨ててしまう。

イギリスでは、日本と違ってゴミの仕分けをしないのが、一番の問題ではないだろうか。
良く日本に帰ると、ゴミを捨てる時に「これって燃えるのかなぁ・・?」と悩んだりするが、
(たまに実際に火をつけてみて、燃えそうになって焦ったりする)
そう言う時に、「ゴミ」と言うものをやはり意識する。
その瞬間が大切なのだと思う。

改善策は特にないが(テロがなくならない限り)、
車からのポイ捨てを減らすのに信号の横に小さなゴミ箱を設置するとか、
ちょっとした工夫をしようとしている姿勢が見たいものである。
別に偉そうにそう言っているのではなく、そう言う小さな事がない限り、
イギリス人は永久にゴミに対する意識を持たない気がするから、である。

では長くなって来たので、この辺にしよう。
読者の皆様方も、ゴミ箱がなくても、ゴミは投げ捨てずに持っている様、
心掛けて頂きたい。その場でゴミを捨てた時点で罰金を食らい、
犯罪記録もつく、と考えれば、思いとどまる事も出来るのではないだろうか。

では、また次回。

(「イギリスでの戦い、第3章:料理」は、こちらよりどうぞ)



本日のジャパングリッシュ:サラリーマン

元々、サラリーマンと言う言葉は、ラテン系の言語の直訳です。
例えば、フランスでは会社員の事を「Les salariés」と言い、
意味は「給料をもらっている人達」。
よって、恐らくポルトガル語でも同じなのでしょう。
その辺りの直訳から来た言葉だと思われます。

英語は部分的にはラテン系でもありますが、基本的にはゲルマン系であります。
よって、フランス語を直訳したカタカナは、当然ながら
イギリスでは通じません。サラリーマンも例外ではない。
イギリスでは、サラリーマンの事を「Employees」、もしくは
「Businessmen」と言います。「Salarymen」と言ったら、
恐らく笑われる事でしょう。

余談ですが、私の友人は「Lehman Brothers」と言う投資銀行の日本名、
「リーマン・ブラザーズ」と言うのをニュースで見て、
サラリーマンの兄弟が経営している、小さな会社を想像したらしいです。

・・・

全然違います(--;

リーマンは、世界で最も大きな投資銀行の一つであります。

十分、お気をつけ下さい。


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…げ。

きのう、無意味な夜更かしをしたせいで久しぶりに朝寝坊。 そしたら今、スカウトさん... まゆみのソリロクィ:スペースアルク【2006/05/08 11:52】

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